浅香唯 11 … 懐かしい青春の記憶【セシル】


Review

1988年8月に発売された11枚目のシングル。

スケバン刑事のイメージから脱却を図った前作「C-Girl」が自身最大のヒットとなり、ほんの短い間ではあるが「アイドル四天王」の頂点に君臨した時期にリリースされた曲。
「C-Girl」同様に浅香唯の代表曲として紹介されることが多い。

「夏」を全開に意識したアッパーチューンから打って変わって、フォークソングを楽曲の下地にしたしっとりミディアムテンポなバラッド。発売当初から「C-Girlよりセシルの方がいいよな」といった意見が多く、実際に明星のヤンソン(歌本)の人気投票でも「C-Girl」より「セシル」の方に票が集まっていた。

浅香唯の歌唱もこの頃が絶頂期。伸びやかな声とこれでもかというくらいかけまくるビブラートが、歌の上手さを存分に現わしている。基本的にこの人、アイドルの中でも歌は上手かった方。

そして何よりも、この曲、歌詞が秀逸。
基本的に「曲先行型」で楽曲を聞く俺が、珍しくスッと歌詞から入った楽曲でもある。


”人は大人になるたび弱くなるよね ふっと自信を失くして迷ってしまう”


おっさんになって痛いほど分かりますよその気持ち。


”きっと誰でも一人は味方がいるの いつも私がそれになれればいいのに”


おっさんになっても友達は大事にしたいものですね。

名曲。
ちなみに後年、歌を新録してリリースされたベスト盤「Thanks a lot … 」のバージョンも味があってなかなかの仕上がり。


Chart

レコードチャートは前作「C-Girl」に引き続き初登場首位。売上は約23万枚。自身2番目に売上が高いシングルである。もっぱら「C-Girl」を頂点にリリースされる度に売上が漸減していくことになるが …

ベストテンは通算7週のランクインで最高4位、最高獲得得点8,600点代。通常8,500点を超えれば最低でも3位、2位も射程圏内、運が良ければ首位も獲得できる得点だが、この頃の上位曲が、

「MUGO・ん … 色っぽい」「DAY BREAK」「人魚姫~mermaid~」「ANGEL」

といった、いずれも歌手自身の代表曲になった位置付けの楽曲なので、厚い上位の壁を破ることはできずに4週連続の4位という何とも苦い結果に終わった。なお、歌のトップテンでは隙を縫って、自身初&唯一の首位を獲得。



Memories

「Believe Again」で急激にレコードセールスが上昇し、そして「C-Girl」で人気が爆発した、短い期間ではあるが浅香唯が四天王の頂点に君臨していた時期にあたるこの楽曲。まさしく「出されるべきタイミングでリリースされた楽曲」である名曲である。

俺の周囲に限って言えば、熱狂的なファンが1人だけ居て、当時筆箱入れなどの文房具の類いが全て「浅香唯グッズ」で、触っただけで激昂してドン引きした思い出なんかもあったりする。



セシル/浅香唯
B面:哀しみの翼
発売日:1988年8月18日
発売元:ハミングバード

<O社>
・最高位:1位
・売上:228,970枚

<ザ・ベストテン>
・最高位:4位
・ベストテン登場:7週
・ベスト20登場:9週
・最高獲得得点:8,664点

<ザ・ベストテン推移(折れ線グラフ)>
・1988.09.01 09位 6,994点
・1988.09.08 04位 7,929点
・1988.09.15 04位 8,528点
・1988.09.22 04位 8,664点
・1988.09.29 04位 8,298点
・1988.10.06 05位 8,098点
・1988.10.13 05位 7,832点
・1988.10.20 13位 6,167点
・1988.10.27 14位 5,669点

※関連動画はこちらから。




Score

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11_cecil_score

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