RA MU 02 … オメガよりもオメガしている【少年は天使を殺す】


Review

1988年6月に発売された、RA MUとしては2枚目、ソロ時代から通算すると14枚目にあたる作品。

結成当時の経緯やバックボーカルの「白と黒」2人組の話題ばかり先行してしまう「RA MU」であるが、楽曲だけ注目すれば、基本的にはソロ最晩期にあたる「Nile in Blue」からの路線を踏破した、むしろ初期の楽曲群よりは全然良い。ただ、大槻ケンヂ様がラジオで大々的に「最強のロックバンド、ロックボーカリスト」とラジオで暴言を吐いた言ってしまったので、後年まで語り継がれる「伝説」になったわけで。

で、本作。前作が色々な意味であまりにもぶっ飛んでいたのに比べると若干ヒット歌謡寄りにもどしたサウンド、といっても、バックのオケは完全に当時のオメガそのもので、むしろ同時期にヒットした本家最後のヒットシングルである「アクアマリンのままでいて」以上にオメガっぽい、まさしく「女性版オメガトライブ」。
シンセベースがぶいぶい旋律を主張し、テンションコードが炸裂しているのも本家同様。所々挿入されているブラスの音色が曲により鼓動感を与えている。

菊池桃子の歌も、ソロ時代の楽曲を耳にして免疫が付いていれば何てことないし、黒と白のコーラスの方が声量が大爆発しているのも想定内。ただこれを「ロック」と言ってしまうのがね … (以下略)。


Chart

レコードセールスにおいては、前作がベストテンギリギリの最高位だったことに比べれば、最高位4位と盛り返してきたようにも見えるが、売上は前作よりも半減という厳しい結果に。本家の「アクアマリン」同様にオメガサウンド最後のヒットシングルとなった。

ベストテンでは初登場11位、2週目に何とか8位に食い込むも、翌週圏外へ。RA MUとしても、また菊池桃子としても最後のランクイン。
しかし、「雪に書いたLOVE LETTER」から数えて。約3年半もの間にリリースされたシングル全てがベストテンにランクインしたのは、純粋にアイドルとしての賞味期限は長い方だと思う。



Memories

リリースされた当時から、何ら違和感などなく普通に「おっ、カッコイイじゃん」と思って聞いていたんですけどね … おかしいですかね、俺?むしろソロ時代よりも全然良いと思うんですが、RA MU。特にこの曲は普通に名曲よ。

あと採譜、あまり自信ない。
特にイントロのシンセアルペジオとか最後のテンションコードとか正確には判別不能なので、そこはまあ適当に似た様なものを付けてごまかした …



少年は天使を殺す/RA MU
B面:片想い同盟
発売日:1988年6月8日
発売元:VAP

<O社>
・最高位:4位
・売上:54,270枚

<ザ・ベストテン>
・最高位:8位
・ベストテン登場:1週
・ベスト20登場:4週
・最高獲得得点:6,661点

<ザ・ベストテン推移(折れ線グラフ)>
・1988.06.23 11位 5,799点
・1988.06.30 08位 6,661点
・1988.07.07 12位 5,259点
・1988.07.14 16位 4,493点

※関連動画はこちらから。






Score

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02_syonen_ha_tenshi_wo_korosu_score

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