中山美穂 15 … Cindy三部作を締める良バラード【ROSÉCOLOR】


Review

1989年2月にリリースされた15作目のシングル。
資生堂'89春のキャンペーンソングで、本人もCMに出演した。

前々作「人魚姫」、前作「Witches」に引き続いて「康珍化-CINDY」のラインで制作された3部作を締めるのはバラッド。

実は中山美穂のシングル、アップテンポなものはもちろんだが、それ以上にバラッドに名曲が多い。パッと思いつくだけでも「You're My Only Shinin' Star」「斜めな愛を許して」「SHERRY」「花瓶」「In The Morning」「I Know」「Try or Cry」といった感じで、いかに俺が87~88年の中山美穂に傾倒していたことが分かるというもの。

楽曲については、春の到来を彷彿させるラグジュアリーな質感バリバリなスローバラッド。作曲した人が「あっち」の国に住む人なので、ダンサンブルな前々作、前作同様に徹底的に洋楽にコミットしている、歌謡曲上がりの人にはちょっと書けない旋律である。とにかく歌メロの符割りが細かいので、譜面に起こすのがかなり大変だった。

一方歌唱については、特に生歌披露時においてはいまいちリズムに乗りきれていなく、潰してしまった喉で歌う高音部はかすれっぱなしの前々作、前作よりは、スローバラッドということもあって比較的ハラハラせずに聞けた。

バラードといえば「ユアマイ」ばかりが取り上げられ、なかなか表に出て来る機会のない楽曲だが、俺にとっては「ユアマイ」以上に好きなバラッドの一つ。


Chart

レコードセールスにおいては、自身5作目の首位獲得で、約28万枚のセールス。
この曲までがセールス上のピークの時期。もっとも同じ四天王の工藤静香が大確変を起こしている時期なので、相当にワリを喰ってしまっている感は否めないが。

一方ベストテンは、10位と6位がそれぞれ2週、そして5位が4週連続、計8週のランクイン。最高獲得得点も8,300点代となかなかの好成績なのだが、強力な曲達が上位を占めていたこともあり、最高位は5位止まり。有線が弱かったのが上位行きを阻んだ形になってしまった。



Memories

この曲の思い出か … う~ん、この頃の中山美穂って生歌本当にやばかったから、いつもハラハラしながら歌番組を見ていた記憶しか思い出せない。「にわとりが絞められる時に出す最後の断末魔の如くかすれにかすれた声は、正直ファンながらも「歌うこともう止めた方がいいんじゃ … 」と思わずを得ないほど。

一定以上の成果を見せた「CINDY姐さん」という、新たな中山美穂の一面を引き出した作家によるプロジェクトも一旦完結。以降、中山美穂においてこの年は、音楽的に迷走を見せはじめる時期に入る。それでも惰性でシングルは全部発売日に買っていたけれど。

ごめんなさい。この頃、歌番組真面目に見てないんで、本当に当時のこととリンクして書けません。

それにしても、歌唱当時の中山美穂、な、なんとまだ19歳になったばかり!
どんだけ大人びていたんだ、この人。



ROSÉCOLOR/中山美穂
B面:YOU AND I
発売日:1989年2月21日
発売元:キング

<O社>
・最高位:1位
・売上:276,990枚

<ザ・ベストテン>
・最高位:5位
・ベストテン登場:8週
・ベスト20登場:9週
・最高獲得得点:8,358点

<ザ・ベストテン推移(折れ線グラフ)>
・1989.03.09 10位 6,928点
・1989.03.16 06位 7,958点
・1989.03.23 05位 8,358点
・1989.03.30 05位 ?
・1989.04.06 05位 7,862点
・1989.04.13 05位 7,863点
・1989.04.20 06位 7,461点
・1989.04.27 10位 5,828点
・1989.05.04 20位 3,728点

※関連動画はこちらから。






Score

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