うしろ髪ひかれ隊 03 … 解散後の母体の遺伝子を引き継ぐ【メビウスの恋人】


Review

1987年11月にリリースされたうしろ髪3枚目のシングル。
前番組である「ハイスクール!奇面組」に引き続いて放送された「ついでにとんちんかん」の主題歌に両面とも起用された。

母体亡き今、おニャン子ファンである俺は「解散後も引き続き活動を継続する」と正式に表明を出したうしろ髪の3人に、現役当時の本体の姿を投影させて、少しでもおニャン子ロスを埋めるのに必死だった。きっと他のファンもそうだったに違いないよね … そんなファンの期待を一心に背負った、本体解散後初となるうしろ髪のシングルになる。

おニャン子関連の楽曲の中でも1、2を争うハードな曲調で、一つ一つの音が太くずしずし響いてくる。
これは前作で確変を起こした「工藤静香」が持つ雰囲気や声質を最大限に生かしたもので、ちょうどこのシングルが発売された約2か月前に発売された工藤静香のソロデビュー曲である「禁断のテレパシー」にも通じるものがある。よって俺の中では、うしろ髪3枚目というよりも工藤静香ソロ1.5枚目という認識の方が強い。

曲全般に渡って工藤静香の声しか聞こえず、マッキーの声は完全に工藤静香に喰われ、なまいねさんに至ってはただクルクル~とコーラスしながら回っているだけ。というアンバランスさばかりが目立ってしまっている。なまいねさん、マッキー両者の性格が温厚だからこそ無事にリリースされたのであって、もしこれがくになまさんだったら、明らかに血を見る阿鼻叫喚な地獄絵図が瞬時に目に浮かぶ … というかすぐに「もうやだ!解散!」とくになまさんが宣言して活動強制終了になりそう(笑)。


Chart

レコードセールスは、最高4位の売上8万6千枚。この時期としては静香ソロ、美奈代に次いで3番目に売上が高い。

問題はベストテン。
2週連続12位のあと圏外へ。これは良い。しかし何故、島田奈美の「ハロー・レディ」がうしろ髪よりランクが上なんだ?売上的にはうしろ髪の方が倍以上売り上げ、順位も上なのに、と悔しかった思い出がある。島田のファン、結束力が半端なかったからな … 多分リクエストはがき。

ちなみにうしろ髪と同日に、満里奈5作目のシングル「ちいさなBreakin' my heart」も発売されたのだが、こちらは初登場14位、1週で圏外とうしろ髪以上に悲惨な結果。



Memories

奇面組の終了に引き続き放送されたとんちんかんのタイアップを引き継いだ今作だが、実は今作のみ「A面がエンディングテーマでB面がオープニングテーマ」といい¥ういつもとは真逆の配置になっている。なので今まで「ごめんねカウボーイ」がA面とばかり思っていたという人達が今まで結構いた。

それにしてもこのジャケット、もう少し何とかならなかったものかね … 工藤静香の表情が全てを語っている。



メビウスの恋人/うしろ髪ひかれ隊
B面:ごめんねカウボーイ
発売日:1987年11月11日
発売元:ポニーキャニオン

<O社>
・最高位:4位
・売上:86,180枚

<ザ・ベストテン>
・最高位:12位
・ベストテン登場:なし
・ベスト20登場:2週
・最高獲得得点:5,599点

<ザ・ベストテン推移(折れ線グラフ)>
・1987.11.26 12位 5,599点
・1987.12.03 12位 4,994点

※関連動画はこちらから。






Score

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