少年隊 12 … 徹底的な光GENJIとの差別化【じれったいね】


Review

1988年11月に発売された12枚目のシングル。
このシングルからちょうど1ヶ月後に、ビッグバンド風に様変わりしたアレンジ違いのピクチャー盤が13枚目のシングルとしてリリースされたが、超絶にクソ曲なのでピクチャー盤の紹介は割愛する。

前作「What's your name?」で久々に「ショーネン」らしい原点回帰したダンスナンバーで、キレッキレのダンスと共に建材ぶりをアピールした少年隊が次に選んだナンバーは「ブギ」を当時の最先端の音で表現したサウンド。軽快なビートを骨格にしてヒステリックなシンセとストリングスが鳴り響き、木枯らしのSEと共にシャンシャンなる鈴の音色など、冬の訪れを彷彿させる楽曲に仕上がっている。

歌の冒頭やブリッジにおけるウルトラマンの「あ~い」を除けば、他2人の歌唱はジャニーズにしては安定した上手さ。器用貧乏なニッキは言わずもがな、カッちゃんも相当歌唱力はある方。ダンスもできるし。結構オールマイティーなんだよね。カッちゃん。ケチャップ顔だし。たまに実家付近を車で通るし。全然関係ないし。


Chart

レコードにおいては通算10枚目の首位獲得で、売上は約18万ちょっと。
単発的なリリースの意味合いが強い「LADY」と「SILENT DANCER」を除いて、3rd「ダイアモンド・アイズ」以来、初の20万枚を割ってしまう結果に。

ベストテンは通算9週ランクイン。そのうち2位がなんと6週。この時の首位は長渕剛の「とんぼ」が独走状態だったので、さすがのジャニーズも首位には届かず … と思ったら1週だけ獲得していた。これはピクチャー盤のCDセールスが合算集計され、その分レコード売上の順位が上がったことによるドーピング効果によるもの。

ちなみにこの年の少年隊、首位獲得はわずか2週のみ(もう一つは「What's your name?」の1週)。



Memories

1988年の少年隊を一言で表すならば「激動」であろう。

前年に彗星の如くデビューした「光GENJI」という巨大なムーブメントに対抗すべく、試行錯誤の末、実に様々なタイプの楽曲がシングルとしてリリースされた。もちろん当時の光GENJIの人気に敵うはずもなく、売上は光GENJIの1/3程度であったが、実は光GENJIがデビューする以前からセールスはさほど変わっていない。お互い上手くファン層が被らずに差別化ができたという証拠であろう。

「パラ銀」から大幅に幼児化してしまい、一気に興醒めしてしまった光GENJIに対して、ビシっとスーツで決めて、シックな出で立ちでグループの持ち味である「ダンス」を生かしたナンバーが多かったこの頃の少年隊は、ジャニーズの中でも普通に格好良かった存在だった。

一方で先輩でありライバルでもある、同じ3人組の「シブがき隊」は、この頃ひっそりと解隊、というジャニーズの歴史の中でも転換点である時期にあたる。



じれったいね/少年隊
B面:愛の手紙
発売日:1988年11月10日
発売元:ワーナー

<O社>
・最高位:1位
・売上:183,960枚

<ザ・ベストテン>
・最高位:1位(1週)
・ベストテン登場:9週
・ベスト20登場:11週
・最高獲得得点:9,532点

<ザ・ベストテン推移(折れ線グラフ)>
・1988.11.24 02位 9,068点
・1988.12.01 02位 8,699点
・1988.12.08 02位 8,798点
・1988.12.15 04位 8,265点
・1988.12.22 01位 9,532点
・1988.12.29 02位 9,165点
・1989.01.05 02位 8,764点
・1989.01.12 02位 8,598点
・1989.01.19 06位 7,198点
・1989.01.26 13位 6,131点
・1989.02.02 18位 3,931点

※関連動画はこちらから。




Score

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12_jirettaine_score

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