Wink 06 … 和製ユーロからの脱却【One Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~】


Review

1989年11月に発売された6枚目のシングル。パナソニックマックロードムービーのCMソングに起用され、CMには本人達も出演。

3作連続で続いていた「和製ユーロビート」から一転した本格的なファンクナンバー。作曲者のクレジットが英語なので、一見すると「またカバー曲かよ?」と勘繰ってしまうが、実はこのシングル、カバーではなくわざわざWinkのために外国の方が書き下ろしてくれた立派なオリジナルの曲。

一方で作詞も、いつもの「及川眠子」さんではなく、このシングルのみ聖子ちゃんの専属だった「松本隆」さんを起用。正直、及川さんの描く詞が子供っぽくて苦手だったので、余計に松本さんが描くアダルトな世界観の詞が新鮮に感じた。
作家陣も含め、Winkの歴代のシングルの中でも異色な存在である。

楽曲的には、イントロからはじまる「タタッタッタッタッタタ~タタタ、タタッタッタッタッタッタタッタッタ」と刻む細かいベースのフレーズ、このベースなしにこの曲はあり得ないほど全体をがっしり構成しているのが大きな特徴。イントロや間奏にて大胆にフューチャーしたスパニッシュなギターや、ブレイク時のまるで天使が反乱を起こしたかのような太いディストーションギターの音色など、意外にギターがメインを張っている部分もある。

あとこの曲、間奏部分の「あやつり人形」みたいな振りがものすごく印象に残っている。


Chart

レコードは最高1位(2週)、売上は42万と前作より10万枚以上も落とすことになった。
ここから緩やかに、売上減少に歯止めが効かなくなる頃に入る。

一方でベストテンにおいては放送終了後の発売だったので、ここではトップテンのランクを参考までに掲載する。なんと初登場首位でそのまま5週連続首位という大記録を打ち立てていた。通算では11週ランクインする大ヒット。



Memories

この曲はですね、とにかく手に入れるのにすごく苦労した記憶がある。
近隣のレコード屋全てが売切続出で、最後の頼みの綱であるレンタルレコード屋(まだTSUTAYAなど進出していない)でも、ストック全て「レンタル貸出中」の札が貼ってあり、フルで音源を聞けたのがリリースされてからかなり後だった。それほどまでに当時のWinkの人気が絶大なものだったという証。

この曲を境にWinkのシングルは、様々なタイプの楽曲に挑み、また衣装も徐々にコスプレのような派手さを纏っていくことになる。



One Night In Heaven ~真夜中のエンジェル~/Wink
B面:Cat-Walk Dancing
発売日:1989年11月1日
発売元:ポリスター

<O社>
・最高位:1位(5週)
・売上:422,530枚

<(参考)歌のトップテン>
・最高位:1位
・ベストテン登場:11週
・ベスト20登場:13週

<歌のトップテン推移(折れ線グラフ)>
・1989.11.16 01位
・1989.11.23 01位
・1989.11.30 01位
・1989.12.07 01位
・1989.12.14 01位
・1989.12.21 03位
・1989.12.28 04位
・1990.01.11 02位
・1990.01.18 03位
・1990.01.25 05位
・1990.02.01 07位
・1990.02.08 14位
・1990.02.15 17位

※関連動画はこちらから。






Score

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06_one_night_in_heaven_score

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