DA PUMP Review 04 … 4DP、4年間の集大成【Da Best of Da Pump】

DA PUMPが再ブレイク中とのことらしい。


”約3年半ぶりのDA PUMPの新曲「U.S.A.」が、週間デジタルシングル(単曲)で2位(2.4万DL)、週間シングルランキング9位(1.3万枚)にランクイン。売上枚数で見るとトップテン入りは、2004年9月に発売された「胸焦がす … 」以来、実に約14年ぶりのトップテン返り咲き。売上が1万枚を超えたのも、2005年10月に発売された「Bright! our Future」以来、実に約13年ぶりという記録づくしのヒットになった。”


あぁ、全部EXILE一門に持って行かれたからね …

”今作はYouTubeでMVが公開されてから、DA PUMP初のユーロビートとなった曲のダンス、ジャケット写真などアートワークが、ハロヲタの絶賛をきっかけに「ダサかっこいい」とSNSでバズを巻き起こした。”


ハロヲタ???

あっ!(別な意味でISSAどアップが厳しくなった現実にショッあれ?増毛してる?肌も何か変だぞ?)

これな!


やりたいことは何となく伝わった。


モチーフはこれでしょう(後年無謀果敢にWinkもカバー)

ま、基本的に4DP時代しか興味がないので、当時の4DPの面子で「U.S.A」やったら失血死確定、ということで急に4DP時代の楽曲達が気になったので、急遽レビューします。






Track 01.【Feelin' Good ~It's PARADISE~ 超気持ちいーそれが楽園ベイベー】
リリース日:1997年6月11日/最高位:15位/売上:199,190枚



短いスクラッチの音のあとにすぐ入る、歌い出しのISSAの伸びやかな声。とてもデビュー作とは思えないほど、既に完成の域に達している。既にISSAの髪が怪しいことはかわいそうなので触れないでおこう。

全体的な雰囲気としては、真夏の夜のリゾート地にて、心地良い風に吹かれながら海辺を散策するという、宮古島東急リゾーツとかがハマりそうな感じ。

この頃はまだ「シックでカッコいいお兄さん」を演じていた頃で、後に見せる「パーリーピーポーな姿」は微塵足りとも感じさせない。まあ、こんなのがデビューしてきたらジャニーズにとっては強敵になるわな。

ASAYANで頻繁に流れていたこともあって、最高15位ながらも売上は20万枚に迫るロングヒットを記録する。
てっきりベストテン入りしていたと思っていたので、この最高位は意外だった。

星★★★★★。名曲。


Track 02.【Love Is The Final Liberty 最終的に愛することは自由なのさ】
リリース日:1997年10月1日/最高位:8位/売上:237,220枚



イントロから繰り広げられるドゥーアイドゥッ、ドゥーアイドゥッ、ドゥーアイドゥーアイラステゥユーのラップが頭にこびりついてどうしょうもない2nd。

前作よりはノリが良いものの、やはり「シックさ」が全面に出ている「お坊ちゃま」な楽曲。ISSAの伸びやかな高音部は本当にいつ聞いても気持ちが良い。SMAPの「木村君」とかKinkiの「ドツヨさん」がクソに思えてしまうほど、圧倒的な声量と歌唱力を誇っている。ここで早速、KENちゃんの反抗期が髪型に表れはじめるパイナッポーヘアー。

4人で回すラップもTLCの立体的なラップを模倣しているようで上手い、というか凄げぇ。

ちなみにこの曲で初のトップテン入り、売上は20万を余裕で超える「前途洋洋な出航」なはずだった。

星★★★★★。同じく名曲。


Track 03.【Stay Together 一緒に居てください】
リリース日:1998年2月18日/最高位:16位/売上:94,900枚



明菜様ファンだったら、多分この曲、一度は耳にしたことがあると思う。
そう、明菜様が主演したドラマ「冷たい月」のエンディングテーマだった。
しかし何故、この歌が採用されたのか?ドラマの内容からして、かなり相反する位置にあるのに … 敢えて奇をてらったのか。

楽曲自体は非常に優れていると思うし、4人がスタンドマイクを使って歌唱する姿を見て、何となく向かいたい方向性は見えたのだが、如何せんファンがそのような姿を求めていなかったと今、述懐してみたり。よってベストテン陥落どころか、売上も前作の1/3に迫る勢いの大激減。早急な軌道修正が必要になった。

星★★★★。まあまあ名曲。


Track 04.【ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~ たいしたことじゃないけどちょっとしたこと】
リリース日:1998年4月22日/最高位:18位/売上:110,320枚



ここで色々な意味での軌道修正に入る。

まずは歌詞、というか歌のテーマに「パーリーピーポー」な要素がふんだんに盛り込まれるようになる。「ん、どきゅ~ん、ずきゅ~ん」といったダサかっこいい技は、既にこの頃から使用していたわけで。

サウンドもシックさを完全に取り払った、ひたすらノリの良い明るいものへと変貌し、ダンサンブルな曲調も戻ってきた。

そして何よりもKENちゃんの「ボンバヘッ」な髪型は、まるで師匠のデビュー曲をリスペクトしているかのよう … うん、やり過ぎです。

一方でISSAの髪が既に危機的状況に陥っていることに、ファンならずとも「もう若ハゲっすか?」と老婆心ながらに心配する、彼らより数個年上の俺。

最高位こそ18位に終わるものも、売上は再び10万枚を超え、このアプローチは間違っていなかったことを後に示すことになる。

星★★★★。まあ良い。


Track 05.【Rhapsody in Blue 青の狂詩曲】
リリース日:1998年6月24日/最高位:9位/売上:142,220枚



いつも思うんだけど、ラプソディって一体何なんだよ!wiki読んでも全く分からん。ま、そんなことはさておき5作目のシングルは、R&Bテイストよりもむしろアイドル歌謡に接近した楽曲。一切捻りのない正統派なポップス路線と、ISSAを除くメンバー全員の髪型が、このままサラリーマンになっても何ら違和感のない「普通な」髪型にイメチェン。KENちゃんの反抗期もやっと終わったようで。

もちろん女子からの受けは良く、売上は2作ぶりにベストテン内に返り咲き、売上もアップ。
夏になると思わず聞きたくなってしまう、サマー全開な爽快なアッパーチューン。

星★★★★★。この路線で行こう。


Track 06.【Around The World 世界旅行】
リリース日:1998年10月21日/最高位:10位/売上:90,970枚



ここからしばらくはベストテンの常連になるが、売上は再び10万枚を割ってしまう。そりゃそうだ。こんな曲調、ファンが求めているものとは明らかに違う。

サウンドは相当ヒップホップに接近したスロータイプな楽曲。オケだけ聞くとそれなりに格好良いが、日本語の歌が入ると途端にダサくなってしまう。ただでさえ「ダサかっこいい」詞が本気で全部ダサく聞こえてしまう。そして今度はISSAの髪型がアフロ編み全開ヘア、YUKINARIの髪型がハリネズミヘアという反抗期に突入してしまう。

星★。あまり好きじゃねーこの路線。


Track 07.【Joyful うれしい!たのしい!大好き(ドリカム的異訳)】
リリース日:1999年3月10日/最高位:10位/売上:110,930枚



順調にベストテンヒット。売上もちょっと回復。またKENちゃん、髪型が反抗期に … そして唯一正統派を維持していたSHINOBU君の髪型も何かおかしいことに …

Joyfulといったらファミレスよりも、我々ちばらぎ民にとってはホームセンターだよな!ということで、「Joyful Love Forever」と高らかに全人類愛を歌い上げている。まあ悪くはないよ、決して。でも、何か薄っぺらいというか … こう胸にずしっと来ないんだよね。もうここいらのシングルは惰性で買ってた。

サウンドはスリリングな弦の音が入っていたりと、なかなかの好印象なんだけどね。

星★★★。サウンドは好き。


Track 08.【Crazy Beat Goes On! ノリまくろうぜ!】
リリース日:1999年6月9日/最高位:5位/売上:172,780枚



待ってましたこの路線!
作家でありプロデューサーであるm.c.A.Tの「Beat Beat」というコーラスに導かれてはじまる激烈アッパーチューン。とにかく楽しめればそれでいいじゃん!なるパーリーピーポー全開な楽曲はこれぞDA PUMP。わいのわいのレッツゴーしたい。

やはりDA PUMPに求められていたのはこういった路線で、セールスも初のベスト5入り、売上も大幅に回復。

星★★★★★。わいのわいのレッツゴー。


Track 09.【We can't stop the music ミュージックは止まらない】
リリース日:1999年10月20日/最高位:4位/売上:245,770枚



20世紀を締めるシングルは初のマキシシングル。タイトルといい歌メロといいバックのサウンドといい、絶対どこかで聞いたことのあるパクリ疑惑満載な曲だが、良いものは良い、ていうか良く訴えられなかったよな、というほど何かの曲に激似。どの曲かは全く思い出せないが。

サウンドはとにかくぶっとくて黒さ全開。ISSAの雷様爆発ヘアーな髪型、そしてYUKINARI以外、皆微妙に髪型が反抗期。
ジャケットの出で立ちから若干シックな雰囲気に戻したが、これはこれでありかと。

そして何よりもセールス面。自己最高の4位を叩き出し、売上は実に2nd以来となる20万枚を超え、この時点でグループ最高の売上になった。そういえば何となくだけど2ndに通じるものが多々あるかも。

星★★★★★。パクリと言われても良い曲は良い曲。


Track 10.【I Wonder ... そうなんじゃないかと思う】
リリース日:2000年2月9日/最高位:14位/売上:95,530枚



ミレニアム初で、記念すべき10枚目のシングルなはずなのに、何でこんなクソみたいな曲持ってくるんだ?m.c.A.T?
ダメです、これ。1ナノミリも受け付けません。
それが証拠に、今まで上がり調子だった売上も前作の1/3近くまで激減する羽目になり、三度ベストテン陥落。ジャケットのメンバーの表情もどことなく冴えない感じがする。

星なし。史上最凶の駄作。


Track 11.【Com'on! Be My Girl! こっち来て俺の女になれよ!】
リリース日:2000年5月17日/最高位:10位/売上:115,640枚



これは超絶名曲!
適度にポップ、適度にシック、適度にパーリーピーポー。3つの持ち味が絶妙に混ざった、DA PUMPのシングルの中でも群を抜いて完成度が高い曲。これぞDA PUMPの良さが凝縮されている。必聴アッパーチューン。

しかしこんな名曲なのに、なぜあまり売れなかったのか … 「We can't stop the music」の直後にリリースしていたら、もっと売れていたと思う。そして、これ以上余計なことは書かない。ぜひ聞いてください。

星★★★★★×∞。1stと2ndと4thと5thと8thの良さを凝縮させたもの。


Track 12.【if... もし】
リリース日:2000年9月27日/最高位:11位/売上:348,500枚



「if」というタイトル、確か全く売れなかった80年代女性アイドルにもあったよな。名前が出てこないが、確か目が細い釣り目っぽい正直アイドルとは呼べない代そんなことはどうでも良い。

メロディアスな歌謡曲ラインすれすれのメロディーを、感情が込められたISSAの熱い歌が追うというDA PUMPの新たな一面が垣間見れた曲。そしてここからラウドなKENちゃんのラップがはじまり、事実上ラップはKENちゃんのものだけになる。あとの2人は何をしろと?パフォーマー?

正直あまりKENちゃんのラウドなラップが好きでないので、あまり聞いたことがない。でもサビは知っている。

セールス的にはこの曲が一番大成功。最高位が11位ながらも、稀に見ぬロングヒットを続けて、最終的には34万枚という文句なしのグループ最大セールスを記録した。

「ごきげんだぜ!」を並ぶ代表曲の一つに良く挙げられる。

星★★★★。ちょっと求めているものと違うんだよね。


Track 13.【Purple The Orion 紫空に輝くオリオン座】
リリース日:2001年1月11日/最高位:3位/売上:264,800枚



前作のロングヒットを受け4度目のベストテン返り咲き、おまけに唯一のベスト3入り。売上も前作には及ばないものの、9thの売上を超え、現在においてグループ2番目の売上を誇る。

曲は … 聞いてません。もうDA PUMPに興味なくなってしまったから。

星未聴のため評価不能。


その後、個人的に引っかかったシングルは「CORAZON」と「GET ON THE DANCE FLOOR」。「All My Love To You」はクリスマスの時期に散々流れていたので少し覚えているくらい。

のちにSHINOBUが脱退して3人組になったのはリアルで覚えているが、その後ISSAを除く全てのオリメンが脱退した頃には、世間はLHD一色になっていたので、DA PUMPの存在自体忘れかけていた。

そして、今回「U.S.A」の返り咲きヒット。
個人的にはオリメンが再結成して、「U.S.A」や初期のヒット曲をテレビで披露してくれたらな、と思っています。

まあ、LDHよりは全然好きなので、負けずに頑張ってほしいものです。今のDA PUMPには。




Da Best of Da Pump/DA PUMP
01. Feelin' Good ~It's PARADISE~ … ★★★★★
02. Love Is The Final Liberty … ★★★★★
03. Stay Together … ★★★★
04. ごきげんだぜっ! ~Nothing But Something~ … ★★★★
05. Rhapsody in Blue … ★★★★★
06. Around The World … ★
07. Joyful … ★★★
08. Crazy Beat Goes On! … ★★★★★
09. We can't stop the music … ★★★★★
10. I wonder ... …
11. Com'on! Be My Girl! … ★★★★★×∞
12. if... … ★★★★
13. Purple The Orion … 未聴
14. if... (Tsutchie remix)
15. Com'on! Be My Girl! (DJ YUTAKA remix)
16. if... (3Y8M23D mix)
17. From Summer Time ... It's All Right ... (初回盤のみ収録)… 未聴
全体 … ★★★★

発売日:2001年2月28日
発売元:avex tune


O社最高位:1位
売上:1,281,790枚(何とミリオン達成)

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