再び「ヨーロピアン路線」に戻った6枚目のシングル。

楽曲の舞台は、ジャケットの雰囲気や「カルナバル」というタイトルから分かるように、地中海スペイン。スペインを代表する音楽といえば、スパニッシュ(フラメンコ)ギターがガシャガシャ鳴り、カスタネットがカタカタ響く「フラメンコ」がまず思い浮かぶが、この曲に関してはフラメンコの要素はほぼ無く、歌謡曲のメロディーにラテンフレーバーとして、パーカッションがポコポコ鳴る程度のものだ。

当初は弦を主体としてアレンジで採譜を進めていたが、この曲の採譜辺りから、musescoreの基本的な操作も大分把握し、知識も身に付いてきたこともあって「より元曲に近づけたい」という貪欲な気持ちから、使用する楽器も増え、細かい表現も出来るだけ忠実に再現しようと思いはじめた。それが最も顕著に表れたのが「シェーカー」というパーカッションの存在を発見したことにある。また、サビ前のテンションコードの後のドライブするベースのグリスや、サビにおける歌メロに被せた自己流のメゾピアノなトランペットなど、再現が難しい音についても積極的に他の楽器でカバーするようになった。

出来栄え:★★★★★★★★★★(満点)

分かりにくいが髪を下ろした「カルナバル」は珍しい。

Data
O社

  • B面:ロマンスの行方
  • 発売日:1987年2月26日
  • 初週売上:51,290枚
  • 累積売上:92,900枚
  • 最高位:3位

ザ・ベストテン

  • 1987年03月12日 07位 6,699点
  • 1986年03月19日 13位 4,861点

「落葉のクレッシェンド」以外の全てのシングルで首位を獲得していたが、この曲で遂に首位を逃し、最高は3位止まり。累積売上も10万のボーダーを切る約9.3万枚に終わった。

ベストテンでのチャートアクションは「7位→13位→圏外」とベスト20に僅か2週しかランクインしない低調ぶりだった。「遂に氷山の一角を捉えることができました!」という松下アナの絶叫の元、限定的ながらも遂におニャン子の出演がこの曲から解禁され、ラジオ番組の収録の関係上、遅れて久々のスタジオ入りとなったが、登場するやすぐに「玉葱」から「河合 … 奈保子さん」という洗礼を浴びた … ような気がする。ここら辺、ちょっと記憶が曖昧。

そしてこの曲といえば、やはりとんねるずの大きい方(石橋貴明さん)が、こぞってサビの振りを真似していたのが印象的。その子さん自身のアイディアを取り入れたドレスは、本人曰く「思っていたものと違ってしまった」とのことである。

これが「鶴の恩返し」なるサビの振付け。