Page 2

うしろ髪ひかれ隊 03 … 解散後の母体の遺伝子を引き継ぐ【メビウスの恋人】
Review1987年11月にリリースされたうしろ髪3枚目のシングル。前番組である「ハイスクール!奇面組」に引き続いて放送された「ついでにとんちんかん」の主題歌に両面とも起用された。母体亡き今、おニャン子ファンである俺は「解散後も引き続き活動を継続する」と正式に表明を出したうしろ髪の3人に、現役当時の本体の姿を投影させ...
河合その子 07 … ヨーロピアンクラシカルの集大成【JESSY】
Review1987年6月に発売された7作目のシングル。ちなみにその子嬢にとっては、最後のトップテンヒットシングルになった。この曲、とにかく重いんだよね。名曲であることには変わりないけれど、シングルで切るにはかなり勇気が要る冒険だったと思う。アップテンポが続いていた楽曲から一転して、今作はグッとテンポを落とした落ち着い...
池田聡 01 … 今風に解釈したムード歌謡【モノクローム・ヴィーナス】
Review1986年8月に発売されたデビューシングル。デビュー曲ながらもスズキアルトのCMソングに起用された。当時、池田聡は現役の大学生。小林麻美のお気に入りだったらしいが、別にここでとやかく話す必要もないのでさらっと触れるだけにする。俺自身この曲は「ムード歌謡をリリース当時の最新の音で装飾した楽曲」と位置づけている...
小川範子 02 … 卒業ソングの隠れた名盤【桜桃記(ひとひら)】
Review1989年3月にリリースされた5作目のシングル。この曲でようやくザ・ベストテンをはじめとする各ランキング番組にランクイン。タイトルの「桜桃記」は、文豪太宰治の命日「桜桃忌」から借用。当時、文学少女なるイメージ戦略で売っていたとしても、命日を曲のタイトルに引用するなんて、この曲以外に聞いたことがない。ちなみに...
中山美穂 15 … Cindy三部作を締める良バラード【ROSÉCOLOR】
Review1989年2月にリリースされた15作目のシングル。資生堂’89春のキャンペーンソングで、本人もCMに出演した。前々作「人魚姫」、前作「Witches」に引き続いて「康珍化-CINDY」のラインで制作された3部作を締めるのはバラッド。実は中山美穂のシングル、アップテンポなものはもちろんだが、それ以...
原田知世 14 … 「彼ソネ」以来のフレンチとの再会【Silvy】
Review前作「太陽になりたい」から2年ぶりとなった14作目のシングル。特に主だった告知などなく、唐突にリリースされた記憶がある。サウンドは前々作「彼と彼女のソネット」のようなフレンチ風味のポップスなのだが、いかんせんかなりマニアな曲なので、正直売れる要素の全くない「趣味に突っ走った」シングルともいえよう。6小節とい...
うしろゆびさされ組 04 … 夏の終りにぜひ聞きたい【渚の『・・・・・』】
Review1986年8月にリリースされたうしろゆび4枚目のシングル。説明するのも面倒に感じるが、引き続きA面B面それぞれ「ハイスクール奇面組」のオープニング、エンディングテーマ曲である。前々作が「先走り」、前作がもうまんま「下着」という究極にエロ全開なタイトルで、青少年達を股間をくすぐりまくったシングルに対して、今回...
大西結花 08 … 日本人が本気出したヨーロピアン路線【ミモザの奇蹟】
Review1988年2月に発売された8枚目のシングル。東映配給映画『スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲』挿入歌。基本的に大西結花のシングルは、ロック調の楽曲が多いのが特徴的。ざっと振り返るならば、デビュー期の迷曲「半抗期」や「シャドウ」「チャンス」「シャングリラ」といった、スケバン刑事のタイアップが付いた1987年の全シ...
原田知世 09 … 知世ちゃんロック化計画【雨のプラネタリウム】
Review1986年6月にリリースされた知世嬢9枚目のシングル。トヨタカローラのCMソング。厳密に言えば、前作の「どうしてますか」でロックの片鱗を見せていたが、一般的にはこの曲から俗に言う「知世ちゃんロック化計画」がスタートする認識になる。作家陣には当時おニャン子一連の楽曲で稼ぎまくり、我が世の春を謳歌していた黄金コ...